事業内容
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事業内容

鋼構造物工事

鋼構造物工事
鋼構造物工事業は、鋼板、形鋼等の鋼材の加工、組立により鋼構造物(工作物)を築造する工事です。弊社の営業内容は、主に鉄骨工事であり、鉄骨の製作、加工から組立てまでを一貫して請け負います。

建築工事

建築工事
建築工事は、総合的な企画、指導、調整のもとに建築物を建設する工事で、建築確認を必要とする建築の新築工事、増築工事、改築工事等を遂行する。日本においては建設業法による建設工事28業種の一つに建築一式工事(けんちくいっしきこうじ)がある。

Process
製造工程

  • 1積算
    Hグレードの認定工場として、建設会社から依頼を受け、建設工事で使用する鉄骨の見積書を提出します。設計図を基に建設に必要となる部材を拾い、鉄骨の重量と加工費を積算。金額が合意に達すれば契約し、受注が成立します。
  • 2資材調達
    建設資材の鋼材は価格変動が大きいため、日々動向を見つめ、少しでも安く購入できるタイミングを判断します。世界的な社会情勢を把握するとともに、メーカーや商社とのコミュニケーションを密にして情報収集し、必要な鋼材を低コストで調達することに努力を重ねています。
  • 3設計
    建物の設計図書を基にCADで鉄骨の工作図を作成します。工作図は、鉄骨の材質、部材の寸法、加工法、組み立て方など、鉄骨製作に必要な情報が詳細に書き込まれた指示書です。製作現場と連携を取った工作図の設計により、安定した品質で効率よい鉄骨製作を支えます。
  • 4一次加工
    鋼材を組み立てる前工程として、部材を原寸に切断し、孔あけ加工を行います。設計部門で作成した工作図をデータ変換し、工場の機械と連動させた自動化システムにより、製品の精度を確保。現場で作業員がデータ入力する手間もなく、効率的な加工を実現しています。
  • 5組立
    図面に沿って鋼材を組み立てます。組み立て前に必要なケガキ作業の一部は、最新の設備を導入し、組み付ける位置や部材を自動でマーキング。現場の負担を減らす自動ケガキシステムによって、早く、正確にマーキングできるようになり、組み立ての精度が向上しています。
  • 6溶接
    鋼材接合部の溶接を行います。形状によっては2種類の溶接ロボットを使い分け、接合部の強度・品質を確保しています。ロボットを使用することにより、長時間連続した溶接も可能です。建物の構造によって人の手で溶接する場合もあります。
  • 7塗装
    鉄の弱点であるサビの発生を防ぐため、出来上がった鉄骨にサビ止め塗装を行います。塗装・仕上げのオーダーに対応できるのも、広大なストックヤードがあればこそのこと。建物外観の塗装を要望する場合は、施工現場で仕上げのカラー塗装も可能です。
  • 8検査
    製品化された鉄骨は、社内で品質検査を行います。図面通りの寸法になっているか、適切に溶接されているかをチェックし、基準に達したものだけを出荷します。特に溶接部は鉄骨の安全性にかかわるため、外観検査と超音波探傷検査で欠陥の有無を慎重に確認しています。
  • 9出荷
    鉄骨の出荷は建設工事の進捗に合わせ、計画的に行います。工場のストックヤードには出荷順に整理して並べ、運送会社が安全に間違いなく積めるよう管理しています。一つの部材が不足しても工事が止まることを念頭に置き、丁寧な確認と正確な搬入に努めています。